八千代市・鍼灸師が教える!!自律神経を整える事 = 花粉症を改善する#1 姿勢編


引き算で花粉症・アレルギーを改善!! ~自律神経系編~

 

最近ではテレビや新聞・ネットなどで自律神経について書かれているものを目にする機会が増えてきました。ただ、情報が多すぎて『あれもこれもやらなきゃ、、、』と生活の中から足し算形式にして無理に整えようとしていく事は自律神経に対してあまりよくありません。

このブログでは、日常生活やお仕事の中で無意識に行っていることを‘引き算’していく事を注目してお伝えしていきます!

 

*引き算:自律神経を乱す余計な行動を減らしていくシンプルかつお金がかからない整え方です。

 

前回の自律神経についてのブログでお伝えした花粉症やアレルギーは免疫力が低下して身体が誤作動を起こして症状が出てしまうという事は覚えていますか?

免疫力を高める』=『自律神経を整える』ととらえてもいいでしょう!

まず、自分自身がどれだけ自律神経を乱している生活を送っているか見直してみましょう!!

 

【生活】

・嗜好品(おかし、たばこ、お酒など)を多く摂取しているか

・睡眠不足の生活が続いているか?(一日7時間~7.5時間程)

・スマホやパソコンを見る時間が多く、姿勢を気にして生活をしていないか?

・運動不足が続いているか?

 

【考え方】

・物事を悪い方に考えがち、、

・自己犠牲にしてまで仕事を優先する

・他人の顔色ばかり窺ってしまう

・完璧主義

 

注意!:このような生活習慣や考え方は身体の緊張を生み出し、自律神経が乱れやすくなる

ため注意が必要です。

 

①姿勢と自律神経の関係性

自律神経を整えるにあたって重要なものが『姿勢』になってきます。

日常生活で自分がどんな姿勢で立って座って歩いて寝ているか、どれだけ意識できているでしょうか。自律神経が乱れがちの人は共通して猫背姿勢で生活をしている方が多いです。

 

人の身体を横から見てみると、背骨がS字のようなカーブを描いています。

 

一方、猫背はC字のようなカーブを描いています。

正しい姿勢のS字背骨は頭の重さや重力を全体で負担し、分担するようになっています。

しかし、C字背骨は頭の重さを全体ではなく、背骨が強く曲がっているところに負担がかかっています。その状態が続いているとどんどん骨や筋肉を痛めていき、歪みに繋がってきます。また、自律神経を調節しているところが背骨の近くにあるので、歪みが出てくると自律神経にも悪影響を及ぼしてしまいます。それによって身体の各器官がうまく働かなくなり、不定愁訴と呼ばれる『頭が働かない疲れやすい身体がだるい肩こり腰痛、』などといった症状が出てきてしまうのです。

また、姿勢はクセが付きやすいので治すのも大変です、、気付けたときから治しておくことが大事ですよね!

 

・スマホやパソコンを見る時間を引き算

 

スマホやパソコンで作業していると夢中になり、画面を食い入るようにみつめていることはありませんか?机に肘をかけたり、椅子の背もたれによりかかったり、首が垂れた状態でキープしていたりなど姿勢が悪っている状態が長時間続いていると首肩周りや腕、目の筋肉まで硬くなってきます。猫背で作業する時間を引き算することが自律神経を整えるために大事なことになってきます。一部の筋肉が硬くなると交感神経が活発になり自律神経が乱れてしまうとお伝えしましたが、特に背骨周りや首周りの筋肉が硬くなるとより強まります!

猫背はクセになりやすく治すのも時間がかかるので気づいた時こそ正しい姿勢に意識することが大事ですね!また、身体を動かす時、脳から指令がいき自由自在に動くようになっていますが、背骨に歪みがあった場合、脳からの伝達がスムーズに指令が行かないですよね、、むしろ、歪んでいるところで伝達が行きとどまったり、遅くなったりと身体が思い通りに動いてくれなくなります。そこから全身の不調に繋がってくるわけですね!

 

なので、正しい姿勢を身につけることは自律神経を整えると同時に全身の不調も改善してくれる大事なことなのです!

 

対応:一番はパソコンやスマホの時間を引き算することが悪い姿勢を取らない一つの改善策ですが、仕事上その時間を減らすことが無理であれば30分~1時間を目安に肩甲骨を回すストレッチや両手をバンザイして背伸びをするなどの筋肉をリセットしてあげましょう!!

また、その際に水分補給としてミネラルウォーターを飲むとより効果的ですね!

 

・呼吸の回数を引き算

 

自律神経が乱れている人は、交感神経が活発に働いている状態なのでほとんどの人が呼吸

が浅く小さくなっています。プラス呼吸は肺が膨らむことで肋骨や背骨のストレッチにも

なる動きですが、それの動きが小さいと肋骨や背骨は硬くなり、歪みがどんどん強くなって

しまいます。

 

生命維持に関わる体内の働きの中で、唯一自分の意志で内臓をコントロールできるのが『呼

吸』(肺の運動)です!緊張すると呼吸は浅く早くなり、リラックスしていると深く大きな呼

吸になります。普段無意識に呼吸をしていますが、自分自身でコントロールできるのであれ

ばぜひ意識して副交感神経を高めれられる呼吸をしていきましょう!

 

深く大きな呼吸を続けていると脳が勘違いをして『今リラックスしている状態なんだ~』と

副交感神経が活発に働き始めます!この脳の勘違いをうまく使って、身体をリラックスす

る事が出来ればいつでもどこでも自分の意思で副交感神経のスイッチを入れる事が出来ま

す。

 

対応:胸式呼吸腹式呼吸を交互にゆっくり大きく呼吸をしていきましょう!吸うときは4秒かけて、吐くときは8秒かけて1:2の割合でやるとより効果がでてきますよ!

*呼吸を2~3回ほどでは脳が勘違いしてくれないので、数分間続けることが大事です。

 

 

理想的には意識していなくても大きくゆっくりした呼吸ができるとどんな時でも自律神経

を整えることができますよ!呼吸の回数をだんだんに『引き算』をしていけるといいで

すね!

 

今回のブログは以上で終了になります。

 

自宅や会社でやりがちな余計なことを引き算して自律神経を整えていきましょう!!

次回も引き算で自律神経を整えていくブログを更新させていただきますのでぜひご覧下さい!

 

 

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あいのて整骨・鍼灸院

〒276-0020 千葉県八千代市勝田台北2-13-1

TEL 047-409-1280

診療時間平日・土曜日 10:00~20:00

定休日: 日曜日


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